
京都の街を歩けば、映画の世界に迷い込む。
東京・大阪・京都をつなぐ連続殺人事件。その謎を追って、コナンと平次が行くのは五条大橋、蹴上、鞍馬など、義経と弁慶にゆかりの実在する名所たち。映画の世界と現実が交差し、名探偵コナンの世界を実際に歩いて感じられる、旅するように楽しめる劇場版シリーズ第7作。

ロケ地紹介記事です!
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迷宮の十字路 ロケ地紹介
※映画には、東京や大阪も一部登場しますがこの記事では京都をメインに紹介していきます。
京都タワー

映画冒頭で連続して盗賊団 源氏蛍のメンバーが殺害された事件の描写では東京は西国立の神社、大阪は通天閣、そして京都は『京都タワー』が映されました。
京都駅

園子「やっぱり京都は私たち日本人のふるさとよね!」
コナンたちが京都に降り着いたのはJR『京都駅』北口でした。
ここから冒頭に登場した京都タワーもすぐ近くに見ることができます。
山能寺(映画オリジナル 架空の場所)
小五郎が依頼を受けて訪れたお寺はこの映画オリジナルの場所で実在はしませんがモデルになったのは伏見区にある『醍醐寺の金堂』です。
山能寺があるとされた場所は『本能公園』付近だと思われます。
後に出てくるシーンで山能寺は六角通りにあると言われていることやコナンたちの足どりからの推測ですが、公開されている映画の設定資料に『小川通り』と『六角通り』の角に山能寺は描かれていますので一致します。
千賀鈴「山能寺さんは六角通りどしたな」
宮川町

平次が事件の調査で訪れた場所は『宮川町』です。ここで千賀鈴さんとも出会っていますね。
五条大橋

コナンが絵の謎を解くために一人で訪れた場所は『五条大橋』です。
牛若丸と弁慶の像は車道に挟まれた場所にあり、横断歩道中央分離帯の位置で見ることができます。

平次「京の五条の橋の上…」

コナンと平次が出会った場所は橋の中央付近です。コナンが飛び乗った橋の欄干の形も再現されていました。
このシーンは牛若丸と弁慶になぞらえて2人が出会うシーンなので、平次が口にした歌の続きを知っていると意味が分かって面白くなります。



2人が降りた階段も実在し『みそぎ川』と『鴨川』の畔に行くことができます。
ここで平次とコナンは事件の話をします。
五條天神宮(五条天神宮)

絵の謎を解くためにまず平次がコナンを案内した場所は『五条天神宮』です。正式には「五條」ですが映画の中では「五条」でしたね。
ここは五條と名前にあっても松原通りに近い場所にあります。かつて松原通りが五條と名の付く通りだったからだそうです。


弁慶石

次に訪れた場所は少し離れて中京区にある『弁慶石』です。

京都の通りは狭く一方通行が多いので行くのが大変そうです。マニアックなポイントですが、平次が画面右側から入ってきたのは東から西への一通だったからという忠実な再現シーンです。
その時に映ったアーチ壁の特徴的な建物も実在します。


弁慶石の前で平次たちは綾小路警部に出会います。
清水寺
ここで蘭、園子、和葉のシーンに一度変わります。

3人がいたのは有名な『清水の舞台』ですね。和葉の後ろには『京都タワー』も少し見えていました。
蹴上インクライン〜南禅寺
コナンと平次のシーンに戻ります。

『疎水公園』にある『義経大日如来』の前でコナンはため息をついていました。このお地蔵様は『蹴上義経地蔵』とも言われています。
ここでは平次による解説がありませんでしたが、『義経大日如来』は義経が平家の武士とすれ違った際に馬が蹴り上げた泥が衣にかかってしまったことで激怒し9騎いた平家武士を全員斬り殺してしまいます。
のちに殺された者を弔うために祀られた9体の石仏のうちの一体がこの『義経大日如来』です。(この時の9人は義経の部下だったという説もあります。)
『蹴上』の由来はこの「馬が蹴り上げた」にあるそうでここも義経に関係の深い地です。
と、こんな長い説明をしてられないのでカットされてしまったんでしょうかね?

『蹴上インクライン』は桜の有名スポットです。映画では平次たちしか歩いていませんでしたがあのお昼時には実際ありえない光景でしたね。
ここから2人は『南禅寺』の方へ歩いて向かいます。

『南禅寺の中門』を通り、


『南禅寺 聴松院』の方へと2人は歩いていきます。
平次の初恋回想シーンのあとコナンとの食事シーンへと移ります。映画製作の取材に訪れた際のエピソードで言われていますが、この時2人が食べていた湯豆腐屋さんは実際にこの辺りにあるお店を参考に導入されたシーンだそうです。
お店の公式発表はないですが『南禅寺 聴松院』の湯豆腐屋さんだったのではないかと店内の様子で推測できます。

引用元:章の船橋日記
座敷や庭園の感じがとても似ていますね。しかしこちらのお店はだいぶ前に閉店しているそうで実際に訪問することは叶いませんでした。南禅寺には他にも湯豆腐屋さんはたくさんあります!
清水の二年坂・三年坂
再び蘭たちのシーンです。一瞬写った坂は清水の『三年坂(産寧坂)』です。
そして3人が甘味をいただくお店は『二年坂(二寧坂)』へ入ったところで、おそらく現在『スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店』のある建物ではないかと思われます。

引用元:庭園情報メディア【おにわさん】
お店の庭園が映画に登場していたシーンのものとそっくりです。映画公開当時は別の飲食店が入っており2005年まで営業されていたそうです。
甘味に関しては近くに名店『かさぎ屋』さんというお店もあるのでそちらもモデルに使用されているかもしれません。
鞍馬山
鞍馬寺西門 付近①

平次とコナンくんのシーンに戻ります。平次がバイクを停めたのは鞍馬寺西門の近くにあるお店『巣望瑠唐紅』の駐車場です。

追記:建て替えられたのか、現在は映画の雰囲気からがらっと変わっています。

駐車場から見た西門です。木々があってちょっと分かりにくいですね…


この『鞍馬寺 西門』から入山して階段を上ったあたりで振り向くと、

犯人目線が再現できます!
僧正谷不動堂

さらに鞍馬山をのぼっていくと『僧正谷不動堂』があります。
平次が言う通り、仁王門よりこちらの西門から向かった方が圧倒的に近いです。

ここには平次が見上げた大きな杉の木もありました。
観光客のほとんどが仁王門から行った本堂で引き返しているのでこの辺りは人がいないことがほとんどです。そりゃ犯人も弓矢で狙いますよね。

犯人が逃げた道です。看板と手前の2本の杉が特徴的でした。
鞍馬寺西門 付近②

逃走する犯人のシーンでは内側から見た西門が映りました。

犯人を追うコナンが鞍馬山から出てくるシーンで映った橋です。

追記:載せてる写真は2014年頃のものですが、最近訪問したら西門や看板がリニューアルされたのかほんの少し雰囲気が違いました。
そしてここから平次のバイクによる犯人追走劇が始まります。


実際に通ってみると、途中の建物や橋も似たようなものがあります。

道なりに下った先には「急カーブ」の標識と赤い橋があります。
犯人が入っていった山道は駐車場になっており実際には山に入れるような道はありません。

映画でのチェイスはここから山へ侵入して鞍馬寺仁王門の方へと抜けていますが、途中に登場した吊り橋も実際には存在しないものになっています。
木の根道は鞍馬山にありますがあそこまで激しい道はなさそうですね。
鞍馬寺仁王門 付近

鞍馬寺の入口を正面に見て東側に続く『鞍馬街道』にシーンは変わります。

鞍馬山から犯人と平次たちのバイクが出てきたのはこの郵便ポストがある辺りです。

『くらま辻井』さんの看板もチェイスシーンに映っていましたね!

チェイスは鞍馬街道を下り鞍馬駅へと向かいます。
鞍馬駅と叡電


線路への侵入があっても平次の追跡は止まりませんでした。
途中、トンネルを通るシーンがありますがトンネルも実在しています。

その後、上からの視点で線路が映りますが『京都バス 貴船口』駅付近でそれらしい光景が地上から見ることができます。
平次が前方から来た電車を避けて転倒した場所はさらにその先にある『叡山電鉄 二ノ瀬2号 踏切』付近かと思われます。
先斗町
山能寺に戻り、蘭たちと合流すると先斗町のお茶屋へと場面は変わります。
直前に映った川は京都で有名な『鴨川』です。

この写真は先斗町ではありませんがこのような建物が鴨川沿いにはいくつもあります。

映画に登場するお茶屋「桜屋」のモデルは映画のエンドクレジットにもある宮川町のお茶屋『ふじ原』さんでしょうか。
ロケハン写真にもここが撮られていますので参考にされているのは、ほぼ間違いないのではないでしょう。冒頭で平次が千賀鈴さんと会ったのもこの付近です。
大宮木津屋橋 交差点

平次と和葉がバイクで大阪へ帰るために走っていた道は『大宮通り』です。そして犯人に襲われたのが『木津屋橋通り』と交差する付近です。
犯人を追ってこの通りの先を右折すると『梅小路公園』があります。
梅小路公園

犯人が平次の前に現れたのは公園内の『河原遊び場』です。
犯人の後ろに映った特徴的な屋根の建物があります。(写真見切れてますけどベンチがあります)

このすぐそばには平次がポチャった小川も流れています。また、電車も実際近くを走っています。
そして平次はここで犯人との勝負に敗れてしまいます…
水尾邸(映画オリジナル 架空の場所)
平次がコナンと一緒に病院を抜け出して向かった水尾邸は、映画オリジナルの場所ですがおおよその位置が劇場パンフレットに載っています。
千賀鈴さん「ここは夷川通りどすさかい」
と言っていますので位置を調べるとそこにあるのは『夷川児童公園』です。山能寺同様に架空の場所は公園等の場所に置いているのかもしれませんね。

公園前の十字路が竜円らと別れた場所にそっくりです。
小川通りと御池通り

水尾邸をあとに千賀鈴さんと歩いていたのは『小川通り』です。そして千賀鈴さんと別れたのは『御池通り』に出たところです。
京都府警察本部
綾小路警部が所属している京都府警察本部です。
大滝警部が病院を抜け出した平次に電話をしていたのもここですね。

追記:京都府警察本部は2020年に新庁舎へ移転しています。
六角堂(頂法寺)
山能寺に戻ってきたコナンは少年探偵団のみんなと会います。
そして迷子の元太がいる場所『六角堂』まで『六角通り』を真っ直ぐ歩いていきます。




小五郎の推理ショー(?)のために一同が山能寺に集まったあと、絵の謎を解くヒントを掴んだコナンと平次はお宝の場所を目指し山能寺から出ます。
先程元太を探して歩いた『六角通り』を走る途中、平次が体調を崩して再び『六角堂』に立ち寄ります。

平次が休憩をしたベンチ。ここでコナンの推理を聞きます。

追記:昔はこの青いベンチでしたが、現在はこの場に馴染む色をしたものに変わっています。

最後に空き缶を捨てたゴミ箱は自販機の隣に置かれています。
六角堂〜仏光寺(佛光寺)

六角堂をあとにした2人は、『烏丸通り』へ出て『四条通り』まで進み曲がってきます。

バス停前を通ったところで『仏光寺』前に場面はスキップします。

追記:四条烏丸のバス停は移設されているので現在はここにありません。

途中のシーンがなかったですが2人は『四条通り』から『東洞院通り』に入ったのではないかなと思います。『高辻通り』から『高倉通り』へ入る2人が映っていました。

仏光寺には門が複数ありますが2人が通ったのは『御影堂門』です。


仏光寺を見たコナンくんは何かに気づき、門の外へ駆け出します。

そこには「玉龍寺跡」の史跡がありましたが、実際は駐車場となっており「玉龍寺」は映画オリジナルの場所となります。
一条戻橋
灰原がコナンからの電話を受けた場所は『一条戻橋』の前です。橋の横には立て看板があり、灰原はこれを読んでいました。
玉龍寺(映画オリジナル 架空の場所)
それから物語はクライマックスへ。最後の舞台である「玉龍寺」は架空の場所ですが映画の中では『鞍馬山の奥』にあるということになっているので鞍馬寺のもっと山奥にある設定ですかね?
玉龍寺のモデルはとくに公開されていません。現存する複数のお寺が組み合わさったような作りをしているように思います。
貴船神社

最後に、映画本編には登場していませんが〈迷宮の十字路〉メインビジュアルの背景に映る石階段と赤い灯籠によく似た場所は『貴船神社』にあります。
ここもまた、義経が平家打倒の祈願に訪れたというゆかりの地です。

貴船神社は『鞍馬山の西門』から近いので合わせて巡りたいスポットですね!
京都駅
最後に、東京へ帰るコナンたちの見送りのためみんなが集まっていた場所は『京都駅』の新幹線ホームです。
平次「やっと会えたっちゅうわけか…」
以上!
長くなりましたが登場したロケ地はざっくりとこんなところでしょうか。
『迷宮の十字路』はお寺など歴史的建造物がメインになっているので映画公開から年月経ってもまだまだロケ地巡りができるのは良いところですね!
あとは場所は分かっていても自分で巡れていないところやエンドロールに登場してる場所にも行ってみたいです。
この記事は随時更新します。
参考にした本









